今回は「アイソメトリックストレーニング」についておのお話です。
「アイソメトリックストレーニング」って何?
な人も多いと思いますが、やり方はとても簡単で、効果の出やすいトレーニング方法です。
特に筋トレ初心者の人におすすめなので、これからダイエットに挑戦する人や、自宅でできる効果的な筋トレを探している人はぜひ参考にしてください。
この記事で分かること
- アイソメトリックストレーニングとは何か?
- アイソメトリックストレーニングの特徴
- アイソメトリックストレーニングのやり方
この記事の目次
そもそもアイソメトリックスとは
アイソメトリックストレーニングとは、動かないで行う筋トレです。
一般的に知られている腹筋や腕立て伏せ、スクワットなどは動きながら行いますよね?
一方で、アイソメトリックストレーニングは、静止したまま行うトレーニングになります。
筋肉を動かさずに力を入れるのが特徴
動きはないですが、力を入れて行うトレーニングがアイソメトリックスです。
こんな話をされても良く分からない人も多いでしょう。
ここで思い出してほしいのが「空気イス」です。
中学や高校などで運動部に所属していた人は「空気イス」を行ったこともあると思います。
「空気イス」は動きはないですが、下半身に力を入れて鍛えることができます。
これがアイソメトリックストレーニングです。
もちろん「空気イス」のようにツラいトレーニングは少ないので安心してください。
ほどほどのトレーニング量でも効果が出やすい
アイソメトリックストレーニングは、ほどほどの頑張るだけで効果が期待できるトレーニングと言われています。
限界まで自分を追い込むようなトレーニングをする必要がないのです。
それゆえに、筋トレ初心者の人におすすめのトレーニングとして最適なのです。
アイソメトリックスのメリット
ここまでで「アイソメトリックストレーニングのことがなんとなく分かってきた」と思います。
ここからは、アイソメトリックスのメリットについてお話します。
ちなみに、アイソメトリックストレーニングのやり方については後述していますので、ご安心ください。
初心者でも取り組みやすい
まず、アイソメトリックストレーニングの最大の特徴として筋トレ初心者の人でも取り組みやすいというのがあります。
- 難しい動きがない
- 道具も不要
- 強度の調整もしやすい
という特徴があります。
それゆえに、初心者の人でも取り組みやすいというより、ぜひ初心者の人に行ってほしいトレーニング方法といえます。
怪我をしにくい
アイソメトリックストレーニングは、怪我をしにくという特徴もあります。
これは、アイソメトリックストレーニングの定義でもある「動かない」というのが、あるからです。
運動のケガは
- 筋肉のケガ
- 関節のケガ
に大きく分けられますが、動かないアイソメトリックストレーニングは関節が動かないため、関節のケガする可能性がとても低くなるのです。
どこでもできるトレーニングが多い
次に紹介するのは、アイソメトリックストレーニングはどこでもできるトレーニングだということです。
道具も不要で、自分の体一つで行うことができるため、自宅はもちろん、職場などでも時間さえ少しあれば行うことができます。
ある意味手軽なトレーニングのため、習慣化もしやすくなるでしょう。
引き締まった体になる
アイソメトリックストレーニングは、軽い負荷を長い時間をかけて筋肉を鍛えるトレーニング方法ですが、このトレーニング方法は、筋肉が引き締まりやすいです。
極端な例ですが、マラソン選手のような筋肉を鍛えることができます。
筋トレをすると、筋肉が大きくなって体が太くなるのでは?
と心配している方でも安心して取り組むことができます。
太りにくい体になる
筋肉を鍛えることで、基礎代謝が上がります。
基礎代謝が上がると、何もしていなくても燃焼する脂肪の量が増えるのです。
そのため、太りにくく痩せやすい体質になります。
また、基礎代謝が上がることはダイエット後のリバウンドを防ぐ効果も期待できるため、ダイエッターには嬉しい限りですね。
アイソメトリックスのデメリット
ここまでアイソメトリックの良いところを書いてきましたが、もちろんデメリットもあります。
トレーニング前に読んでおきましょう。
筋肥大しづらい
アイソメトリックトレーニングは筋肥大の効果が期待できません。
特に男性で、脂肪を減らして筋肉を大きくして体のラインを作りたい、、なんて人にはあまり向かないトレーニング方法といえます。
そもそも、アイソメトリックストレーニングは、マシンジムのように負荷を上げていくのが難しいです。
そのため、筋トレでガッツリ筋肉にダメージを与えたい人には、ちょっと向かないトレーニング方法になります。
自宅でできるアイソメトリックストレーニング
それでは、実際にどのようなトレーニングすれば良いか説明します。
今回紹介するのは、
- 腹筋(お腹周り全般)
- 胸
- 背中
です。
どの筋肉も大きな筋肉ばかりで基礎代謝が上がりやすいので、ぜひ実践してみてください。
ちなみに、どの動きもやったことがあるトレーニングかもしれませんね。
お腹のアイソメトリックストレーニング
お腹のトレーニングは、腕立て伏せの姿勢を維持するトレーニングです。
両肘を床に付き、体をまっすぐにします。
これだけですが、結構きついです。
腹筋だけでなくお腹周りや下半身にもトレーニング効果があるため、アイソメトリックストレーニングの中では必須ともいえるトレーニングになります。
背中のアイソメトリックストレーニング
続いて、背中のトレーニングです。
胸の前で両手を組み、引っ張り合う運動ですね。
これも行ったことがある人が多いでしょう。
背中は大きな筋肉がたくさんあります。
しっかり鍛えて基礎代謝を上げていきましょう。
胸のアイソメトリックストレーニング
最後は胸のトレーニングです。
これは、背中のトレーニングの反対です。
胸の前で両手を合わせて押し合います。
胸の筋肉も大きく、またバストアップ効果も期待できるため、ぜひ挑戦してみてください。
まとめ
いかがでしたか、アイソメトリックスと名前だけ聞くとなんだか難しそうですが、実際には簡単なものばかりですね。
アイソメトリックスの特徴は初心者でも簡単に取り組むことができ、効果的なトレーニングができるところです。
怪我の心配も少なく、場所を選ばず行うことができるので、ぜひ習慣化して取り組んでみましょう。
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