「運動が健康に良い」というのは、誰もが知っていると思います。
まさにその通りなのですが、どうして運動は健康に良いのでしょうか?
今回はこんな素朴な疑問に答えていきます。
この記事の目次
運動で体を健全に保つ
運動は、体を健全に保つ効果があります。
血流を良くしたり、インスリンの働きを良くしたりしてくれます。
生活習慣病には効果てきめん
運動により血流が良くなると
- 心疾患の危険性を軽減
- 高血圧の予防
といった効果が期待できます。
また、インスリンの働きが良くなることで血糖値が安定します。
こちらは
- 高血圧の予防
- 糖尿病の予防
に効果があるといえます。
このように運動は、体を健康に保つために、とても役立つものだと分かります。
ガンや骨粗しょう症にも運動は効果的?
骨を強くするために必要なもののひとつに「骨刺激」があります。
骨に刺激を与えるのです。
ウォーキングやジョギング、筋トレ、いずれも骨に刺激を与えることができ、骨を強くする効果が期待できます。
もちろんカルシウムなどの栄養素も必要なため、日々のバランスの良い食生活も忘れないようにしましょう。
また、ガンの原因になる活性酸素。
活性酸素は、日々の生活で自然と私たちの体の中で発生します。
ストレスを抱えている、喫煙の習慣がある、暴飲暴食や紫外線などが原因で、より発生しやすくなるのですが、運動はこの活性酸素を除去する効果があります。
また、習慣的に運動をしている人は、活性酸素を除去する体の働きも強くなるといわれていて、とても効果的。
活性酸素の除去はアンチエイジングにも効果があります。
運動は心の健康も保つ
運動はストレスの軽減など心の健康も支えます。
運動をすることで、「β-エンドルフィン」「セロトニン」「ドーパミン」が体で良い働きをしてくれます。
β-エンドルフィンの作用で、気持ちが高まり、幸せな気持ちになります。
ドーパミンの作用でわくわく感が増えで前向きな気持ちになり、セロトニンは心身を安定させる働きをするのです。
運動した後にすっきりした気持ちになった経験は誰にでもあるでしょう。
そんな経験は、こういった作用が体の中で起きていたのですね。
日々の生活や仕事の中でストレスを感じやすい人は、運動する習慣を身に付けると良いです。
気持ちがすっきりして、前向きな考えが浮かんでくるでしょう。
体重減らすことでより健康的に
皆さんもご存じの通り、運動は脂肪を燃焼させる効果があります。
体重が増えすぎると生活習慣病のリスクが高まることもご存じでしょう。
体重を適正に保つことで、より健康的な生活を送れるようになるのです。
疲労回復やけが予防にも
運動は血流をよくするため、体に溜まった疲労物質を排出するのを助けることができます。
もちろん、軽い運動に限りますが「なんだか疲れたな、、、」なんて思う日は、少し外に出て歩いてみてはどうでしょうか?
それだけで心も体もすっきりします。
また、運動することで筋力が付き、体重が軽くなります。
これだけでもケガの予防効果が期待できるのです。
膝が痛い、、腰が痛い、、なんて人も軽めの運動を習慣づけることをおすすめします。
どんな運動をすればよいの?
ほとんど運動をしてこなかった人が運動を始める場合、どんな運動を始めると良いのでしょうか?
まずおすすめなのが
- ウォーキング
- ストレッチ
です。
筋トレやジョギングなどは、いったん控えます。
運動不足でなまった体を少しづつ慣らしていく必要があるからです。
ウォーキングは20分以上を心がけて、週に3日以上は行いましょう。
ストレッチはできれば毎日が良いですね。
ストレッチをするときは無理をしないこと、軽めに行うことを気を付けてください。
体が慣れてきたら、ジョギングや筋トレを始めてみてください。
ジョギングは、無理なく軽く息が上がる程度にしましょう。
筋トレは、スクワットと腹筋がおすすめです。
10回×2セット程度を目安に自分の体力に合わせて回数を決めてみてください。
また、筋トレは週に3回まで、1日おきに行うことを意識してください。
運動で体を健全に保つ
運動が私たちの健康に良いことはお分かりいただけたかなと思います。
ただ、「運動したから健康になる!」と簡単に決めつけるは早いです。
運動以外にも、睡眠と食事はとても健康と関わり合いがあります。
暴飲暴食は控え、バランスの良い食生活。
そして十分で質の高い睡眠。
この二つもできるだけ意識して生活を送ってみましょう。
今より健康的でイキイキした毎日を過ごすことができようになるでしょう。
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