今回は朝ランニングについてお話です。
朝ランニングは、痩せるイメージを持っている人は多いと思いますが、実際のところはどうなのでしょうか?
朝ランニングの効果とメリット、そして注意点について詳しく話ていきます。
この記事の目次
なぜ朝ランニングをした方が効果的なのか
脂肪燃焼の効率が良い
ランニングをした時にエネルギーとなるのは、主に糖質と脂質です。
朝ランニングは朝食前に行うため、体内の糖質が少ない状態です。
糖質が少ない分、脂質を効率よく燃焼させることができるのが朝ランニング。
ただ、ダイエットに重要なのは、エネルギーとして脂質を使ったのか、それとも糖質を使ったのかという問題ではなく、カロリーの消費量です。
そういう意味では、朝でも夜でもランニングによって消費されるカロリーに違いはないため、朝にランニングできなった日は夜でも昼でもよいのでランニングするとよいでしょう。
朝日を浴びて体内時計をリセット
朝にランニングをすることで体が日光を浴びて体内時計をリセットすることができます。
なぜ、体内時計をリセットする必要があるのかというと、私たちの体の体内時計は1日25時間と言われています。
体内時計をリセットせずに毎日を生活していると、生活の乱れの原因になってしまうのです。
朝にしっかり日光を浴びて体内時計をリセットすることは、健康的な生活をいおくるうえで欠かせないポイントです。
また、私たちの体は体内時計がリセットされてから14時間後に眠くなります。
夜にしっかり質の良い睡眠をとるためにも、朝に体内時計をリセットすることはとても大切です。
脳の活性化にも役立つ
ランニングは脳にも良い刺激があり、記憶力や集中力が上がるといわれています。
朝にランニングを行うことで、体だけでなく頭も目を覚まし、その日1日をイキイキと過ごすことができるようになります。
体を動かすことで、脳が活発になる効果は、ランニングのスピードなどに関係ないため、ゆっくり走ってもOKです。
毎日を活動的過ごすためにも朝のランニングはおすすめです。
朝の方が習慣化しやすい
1日の中でランニングを行う時間帯は、ほとんどの場合朝か夜かと思います。
夜は、飲み会などの予定も入りやすく習慣化難しい時間帯です。
朝であれば、予定が入るということはほとんどないため、習慣化がしやすい時間帯です。
もちろん寝坊してしまうと走ることができないので、前の日は早めに寝て体を休めてあげましょう。
朝ランニングで日中の代謝が上がる?
ランニングを行うと、体温が上がり体内に溜まった疲労物質を除去するため代謝が上がっている状態になります。
これを「アフターバーン」といいます。
この「アフターバーン」によってランニング後もダイエット効果があります。
ただ、朝にランニングしたからといって日中の代謝が上がるかといわれると、そうではないです。
このアフターバーンは一時的なもので、数時間も代謝が上がった状態を維持することはできないからです。
朝ランニングをする時に注意して欲しいこと
準備運動をしてから走ること
もはや当然のことですが、準備運動は欠かさずに行ってください。
起きてすぐの状態は体動きづらい状態です。
そこにいきなりランニングを行ってしまうと、ケガの原因になります。
また、準備を運動をして体をしっかり起こしてからランニングした方がカロリー消費が大きくなります。
できれば少しだけでも何かを食べる
朝起きてすぐは低血糖の状態です。
そこでランニングを行うと、ハンガーノックという状態に陥る可能性があります。
ハンガーノックとは、空腹時に長時間の運動を行うことで体調不良を起こしてしまう症状です。
できれば、バナナやゼリーなどの軽いもので良いので、少しでも食べてから走るようにしたいですね。
水分補給を忘れずに!
夜の間にたくさんの汗をかいています。
朝起きた時の私たちの体は、血液がどろどろの状態でもあるのです。
そこで、ランニングを行い汗をかくと血液はさらにドロドロの状態になってしまうのです。
朝ランニングをするときは、コップ1杯の水を飲んでから走るようにしてください。
朝はゆっくり走ること
準備運動をしっかり行ったとしても、朝は体が完全に起きた状態ではないといえます。
そんなときにガンガンスピードを上げて走るとケガの原因になったりもします。
朝はゆっくり走ることを守りましょう。
脂肪を燃焼させたいのであれば、そんなにスピードを上げて走る必要もありません。
もし、スピードを上げて走りたいのであれば、夜に走るのがおすすめです。
ランニングの後はしっかり食事を
ランニングをした後はしっかり朝食をとるようにしましょう。
筋肉の疲労を素早く回復させるために、納豆や豆腐などのたんぱく質をしっかりとることをおすすめします。
炭水化物もOKですが、食べ過ぎに注意です。
疲れている時は無理しない
ランニングは継続して行うことが大切ですが、疲れているときは無理をしないようにしましょう。
前の日に残業で夜遅かった、飲み会だった、、
そんなときは休んでも大丈夫です。
無理をすることが良くありません。
疲れを感じるときは、しっかり休んで、元気になったらまたランニングを継続して行いましょう。
朝ランニングは痩せるのか?
ランニング自体はカロリーを消費することができます。
しかし、朝でも夜でもその効果にあまり差がありません。
そのため、ダイエット効果としては朝でも夜でも走ればOKというのが結論です。
しかし、朝にランニングすることのメリットがいくつかあります。
- 習慣化しやすい
- 体内時計のリセット
- 脳が活発化して1日イキイキ過ごすことができる
です。
夜にはないメリットです。
これらのメリットを考えると、ダイエット目的であればランニングは朝がおすすめだといえます。
朝ダイエットでしっかり痩せるために
このブログでは一貫してお話していますが、ダイエットに成功したいのであれば「運動」+「食事」+「睡眠」の3つをしっかり管理する必要があります。
「運動」の部分は朝ランニングを行ったとしても、あわせて筋トレも行いところです。
また「食事」「睡眠」については「運動」とは別にしっかりと取り組んでいきたいですね。
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