先日少し時間が空いたので、リフレッシュがてらふらっと温泉に行ってきました。
駅に着いてあたりを見渡すと、そこには足湯が。
最近は温泉地へ行くと、よく見かけますよね。
皆さんも一度は見たり、浸かったりしたことがある方も多いのではないでしょうか?
私も試しに浸かってみました。
浸かりながら、ふと思ったことがあります。
足湯が身体にいいことは知っていましたが、ではその効果は一体どんなものなんだろうと。
なので、今回はそんな足湯についてお伝えしていきたいと思います。
果たして痩せる効果があるのか?
そして、足湯の効果的なやり方や時間についても触れてみましたので、後までぜひご覧になって下さいね。
この記事の目次
足湯の効果とは?
足湯は、医療・介護の現場では足浴(そくよく)と呼ばれ、古くから活用されています。
海外(特にヨーロッパ)では、風邪などでお風呂に入れない場合に足湯は活用されているんですよ。
このように広く実用されている足湯ですが、効果も高いものがあり、普通にお風呂に入るよりも効果的との声もあります。
足湯の主な効果
- 冷え、むくみ、血流などの改善
- 体温上昇による免疫力アップ
- 不眠の改善
- 自律神経の調整(後述)
- 足関節の柔軟性促進(高齢者の転倒防止)
上記のような症状に悩んでいる、特に女性の方に多いのではないでしょうか?
そして高齢者の転倒防止にも効果的というのは意外ですよね。
年齢が上がってくると関節が固くなり、すり足で歩くようになるので、バランスを崩した際に踏ん張りがきかずに転びやすくなってしまいます。
そこに足湯による足関節の柔軟性を促してあげることで、転倒を防げるようになるというこです。
確かに言われてみればそうですよね。
足湯で痩せることは可能?
足は心臓からも遠い部分にあり、立位や座位の姿勢でもそうですが、重力の影響を受けて血流が悪くなりがちです。
そして、女性の多くが悩む「足のむくみ」ですが、これは血流や代謝が悪くなって老廃物の蓄積が足のむくみにつながると言われています。
足湯をすることで、こういった症状を改善してくれるとともに、余分な水分やダイエットの大敵、セルライトを体外へ排出してくれる効果も期待できるんですよ。
なので、足を良い状態にキープしておくことにより、痩せやすい体質へ変化をもたらしてくれるわけですね。
見た目からもスッキリとした足、痩せ足を実感できるようになります。
足湯の効果的なやり方や時間は?
せっかく足湯を実践するなら、より効率的な方法で行いたいですよね。
気をつけたいポイントは以下の3つ。
温度は40~42度前後
気温によりますが、足湯に使うお湯は、浴槽のお湯よりも量が少ないので冷めやすいです。
なので、手を入れて少し熱いなと思う程度でちょうどよいでしょう。
リラックスしたい方や寝つきを良くしたい方は、ぬるめのお湯がおすすめですが、血行促進の効果を目的とする場合は熱めのお湯がおすすめです。
時間は15~20分程度
一回の時間があまり長すぎると、普通の入浴と同じようにのぼせる原因になってしまうので、注意が必要です。
そして、体の芯まで温まりたいといった場合には、15分×3回を1時間くらいかけて休憩をはさみながら行うのが効果的です。
その際は汗をかきやすいので、水分補給を忘れないようにしてくださいね。
足湯を行なう時間帯としては、例えば寝つきを良くしたいといった場合には、寝る前に行うのが良いでしょう。
その場合には、せっかく温まった足を冷やさないように気をつけましょう。
浸かる部分は足首(くるぶし上)まで
欲をいえばひざ下(ふくらはぎ)まで浸かれるとより効果的ですが、そういった深い容器を準備するのも大変ですし、お湯の量もくるぶし上までに比べて倍以上の量が必要になります。
それから、心臓への負担も大きくなるので、まずは足首(くるぶし上)で始めてみるのをおすすめします。
足湯の効果をさらにアップさせるアレンジ方法
入浴と同じように、入浴剤を入れると保温効果も上がります。
最近では、アロマ用のエッセンシャルオイルを入れて香りを楽しみながら、気分転換もかねて足湯をしている方も増えているようです。
他にも、アルコール(種類は何でも可)を入れたり(筋肉をほぐす効果があるとのこと)、足の消臭効果で緑茶パックを入れたりしている方もいるんですよ。
変わり種としては、足裏を刺激しながら足湯を行なう方法で、ゴルフボールを踏みながらマッサージ効果もプラスされて一石二鳥です。
足裏にはたくさんのツボがあるので試してみる価値ありですね。
足湯は自律神経にも好影響を与えてくれる
自律神経のバランスが乱れている、自律神経失調症など、様々なシーンで聞かれる自律神経ですが、自律神経は交感神経と副交感神経に分かれており、この2種類の神経が上手に働くなってしまうと、以下を引き起こす原因になります。
- イライラしやすくなる
- ストレスの蓄積
- 睡眠障害
自律神経の働きを整えてくれるメカニズムとは?
足湯には身体を温める効果や冷えを改善し、自律神経の温度調節機能を正常化させてくれる効果があります。
そしてリラックスすることにより、過剰になりがちな交感神経の働きを抑えてくれて質の良い睡眠を促します。
これによって、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズに行われ、自律神経の働きを改善してくれる手助けしてくれるわけですね。
足湯はこんな人におすすめ!
足は第二の心臓といわれるくらい大事な部位です。
でも、意外と軽視されがちな部位でもありますよね。
老若男女問わず、誰にでも良い効果を与えてくれそうな足湯ですが、その中でも特におすすめしたい人はやはり、冷え性や足のむくみで悩む女性です。
ヒールを履いたり、普段から足へのストレスが多い女性に足湯は特におすすめしたいです。
まとめ
今回は、足湯についてお話してきたわけですが、痩せる効果はあるのか?そして足湯の効果的なやり方や時間などについてまとめていきました。
足湯は身体の老廃物や、セルライトを体外に排出してくれる効果が期待できます。
足湯の温度は、40~42度前後を目安にし、一回に行う時間は15~20分程度が効果的とのことでした。
そして自律神経の働きやバランスが乱れている方にもおすすめです。
季節の変わり目や寒い季節は、体調も崩しやすくなりますので、そんな時にちょっとした時間で自宅でも簡単にできる足湯を試してみてはいかがでしょうか。
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