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ダイエットに鶏肉レシピを入れると夏バテ防止と若返りの効果も

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ダイエットに鶏肉レシピを入れると夏バテ防止と若返りの効果も

皆さんこんにちは。

間もなく暑い夏になりますね。

夏に向けて「ダイエットをしたい」、「体を引き締めたい」という方も多いのではないでしょうか?

痩せるためには、運動をしなければいけないのはもちろんのことですが、何と言っても欠かせないのが食事です。

無理な食事制限は、代謝が下がるとともに体力も無くなってしまいますし、高カロリーなものを食べてしまっては、脂肪を落とすことができません。

そこで今回は、ダイエットに適していて夏バテ防止にも効果がある、あるお肉に関してお話したいと思います。

鶏肉はダイエットに最適

出典:SATETO

ベジタリアンやビーガンの方でなければ、牛肉や豚肉、鶏肉などの肉類は、日常からよく口にする機会も多いと思います。

この中で鶏肉は、豚肉や牛肉に比べてたんぱく質が多く、脂肪が少ないのでカロリーが低めです。

そのため、ダイエットにはもってこいのお肉なんですね。

おまけに牛や豚に比べて値段も安価なので、お財布にやさしくて毎日手にしやすい魅力もあるわけです。

ただ、ひとえに鶏肉と言っても部位がたくさんあるので、どの部位のお肉を選べばダイエットと夏バテ防止に効果があるのか、中々悩ましいところではありますよね。

鶏肉と言っても種類は色々

スーパーの精肉コーナーに行ってみると、調理する機会ことが多い部位や、あまりご家庭で調理しない部位まで色々種類があると思いす。

「もも肉」や「むね肉」、「ささみ」、「手羽先」、「手羽元」などは購入して調理する機会も多いと思いますが、「ぼんじり」や「せせり」などは、どちらかというと調理するよりも焼き鳥屋で見かける方が多いですね。

もも肉:足の付け根の部位で、赤身肉だが脂肪が多め

むね肉:胸の部位で、脂肪が少ない白身

ささみ:むね肉の一部で、肋骨に付く脂肪が少ない部位

手羽先:翼の先の部分で、ゼラチンと脂肪を多く含む(人間でいう肘から指先)

手羽中:手羽先の尖端部分を取り除いた部位(人間でいう肘から手首)

手羽元:翼の根元の部分になり、脂肪が少なめ(人間でいう肩から肘)

ぼんじり:尻尾の骨の付け根の部位で、脂肪が多くたんぱく質が少なめ

せせり:首の後ろ側の部位で、身は締まっているが脂肪も適度にある

こういったように鶏肉にもたくさん種類があるわけですが、ダイエットに適していているのは、やはり高たんぱく質で脂肪が少ない部位を選ぶべきです。

むね肉やささみ、手羽元が脂肪の少ない部位になりますが、さらに夏バテ防止の効果も含んでいる部位はというと、むね肉とささみが最適になります。

むね肉やささみに豊富に含まれるあるたんぱく質とは?

渡り鳥を思い出してほしいのですが、渡り鳥は春から夏にかけての繁殖期を終えると、厳しい冬を越すために温かい南の地域へと移動をする習性があります。

数千キロ移動する渡り鳥もいれば、1万キロ以上もの長い距離を移動する渡り鳥もいるのですが、驚くべきなのは一度も休憩することなく飛び続けてしまう疲れ知らずなところと言えるでしょう。

なぜ、このように長い距離を休まず飛び続けられるのかというと、それは胸の筋肉には”イミダゾールペプチド”というたんぱく質がたくさん含まれているからです。

人間であれば、数千キロ~1万キロ以上もの長い距離を休まず歩いて移動するのは無理な話ですが、渡り鳥にはイミダゾールペプチドがあるおかげで疲労物質である乳酸を分解する働きが優れており、休憩せずとも長い距離を飛び続けられるわけです。

しかし、スーパーの精肉コーナーで渡り鳥のお肉を見ることはそうはなく、鶏が一般的です。

では、ダイエットをするためには渡り鳥でなければいけないのかというと、渡り鳥ほどではありませんが、鶏肉にもイミダゾールペプチドが多く含まれているので、鶏のささみやむね肉で問題ありません。

鶏肉には若返り効果も

イミダゾールペプチドには、その他にも誰にでもうれしいアンチエイジングの若返りの効果もあります。

私たちは日頃から酸素を取り入れて生きていますが、その取り込んだ酸素の一部が紫外線や日常で抱えるストレスにより、体内で活性酸素を発生させてしまいます。

活性酸素が体内で発生してしまうと、細胞をさびさせてしまう(酸化させてしまう)原因になってしまい、老化の原因になってしまうわけです。

しかし、イミダゾールペプチドには活性酸素から細胞を守る働きがあるため、イミダゾールペプチドを摂取することで内臓や皮膚などの細胞が老化してしまうのを防ぐことができます。

むね肉やささみの食べ方は?

むね肉やささみはぱさぱさしているので、毎日の食事に取り入れるには何かと味に変化が欲しいですよね。

しかし心配なのは、調理によってイミダゾールペプチドの効果が無くなってしまわないかということです。

ビタミンなどは熱に弱いので、加熱処理をしてしまうとビタミンが無くなってしまいます。

では、イミダゾールペプチドはどうなのかというと、熱に強い特徴があるので火を通しても効果が無くなるという心配はありません。

そのため、比較的どんな調理をしても大丈夫なのですが、気を付けてほしいことがあります。

むね肉やささみを調理するのするに気を付けるべきこととは?

熱に強いので加熱処理をしても大丈夫なのですが、イミダゾールペプチドは水に溶けやすいという特徴があります。

例えば肉に火を通すために茹でた場合、茹で汁を捨ててしまうとイミダゾールペプチドも捨ててしまうことになってしまいます。

ですので、そのまま摂取できるカレーやシチュー、チキンスープなどが栄養が逃げなくお勧めです。

色々味の変化を楽しみたくもなりますが、チキンサラダや棒棒鶏などにしてしまうと、効率よく摂取できないことを押さえておきましょう。

イミダゾールペプチドの効果が最も現れるのはいつ?

イミダゾールペプチドの効果が最も現れるのは、摂取してから数日~継続摂取2週間後と言われています。

ですので、疲れた日に鶏肉を食べても効果が薄いので、日頃から食べるようにしたいですね。

特にこれから夏が近づいてくるので、夏バテしないようにするには前もって摂取して準備しておく必要があります。

とりあえずは2週間を目安に摂取していきましょう。

どのくらい1日食べればいいの?

ある機関によれば、1日にイミダゾールペプチドを200mg~400mgを摂取すると、効果が高まるとの研究結果が出ています。

では、むね肉やささみにはどのくらいイミダゾールペプチドが含まれているのかというと、むね肉は100gあたり約1200mg、ささみは100gあたり約1600mg含まれています。

ということは、むね肉であれば20~30g、ささみであれば15~25g食べればいいのですが、体への吸収効率を考慮すると、どちらも1日100gくらいは食べた方がいいと言えるでしょう。

まとめ

今回はダイエットや疲労回復、かつ若返り効果のあるイミダゾールペプチドについてお話しました。

むね肉やささみは、脂肪分が少なくぱさぱさしていますが、まずは2週間頑張って継続して食べてみましょう。

また、水に溶けやすいので、茹で汁と一緒に食べられる料理のレシピにすることも忘れないで下さい。

これから夏に向けてむね肉とささみを食べ、ダイエットするとともに疲れやすい暑い夏も乗り切ってしまいましょう。

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当記事を最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

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