職場でも自宅でもコーヒーを飲む機会はとても増えています。また、コンビニエンスストアなどで低単価なのに美味しいコーヒーが飲める時代になりましたね。
コーヒーは日頃から飲むものとして、とても美味しく手軽なものですが、とても健康面でのメリットも多い飲み物なのです。今回は、コーヒーが健康面でとても良い理由と、1日どれくらい飲めばよいか。詳しくお話していきたいと思います。
この記事の目次
コーヒーの理想的な摂取量とカフェインについて
出典:https://www.photo-ac.com/
コーヒーが健康に良いと言われる理由にポリフェノール成分があります。ポリフェノールはワインなどに含まれる有名な成分で、健康にとても良いとされていますが、コーヒーにもポリフェノールは含まれているのです。
コーヒー1杯には約150mgのポリフェノールが含まれています。ポリフェノールは摂取量は1日に1000mg~1500mgが理想的と言われておりますので、コーヒーからポリフェノールを摂取しようとした場合には、摂取量は1日3~5杯ということになります。
時間をおいて1杯づつ飲むのが理想
1日3杯から5杯程度のコーヒーを飲む必要がありますが、もちろん一気に3杯などといった飲み方はNGになります。
理想は「3時間以上開けて飲む」です。
毎日3食の食事を摂ると思いますが、朝昼晩の食後にコーヒーを1杯飲むだけで3杯のコーヒーが飲めることになります。また、コーヒーには胃酸の分泌を盛んにする効果があり、食後に飲むと消化を手助けしてくれるのでおすすめです。夜眠れなくなるので、夜のコーヒーは避けたいという人は、朝と昼ごはんの食後、もう一杯は3時に飲むなどして工夫してみましょう。
中毒性のあるカフェインは摂取の仕方が大事
コーヒーにカフェインが含まれているのは有名な話ですが、カフェインには中毒性があります。カフェインは中枢神経を刺激して興奮させる作用があるのと同時に、依存性が高いのが特徴です。
3時間おきに3杯程度のコーヒーを飲む分には心配は少ないですが、一度に300ml以上のコーヒーを飲むようなカフェインの摂り方は避けるようにしましょう。カフェインを大量に取り続けると、だるさ、眠気、頭痛、夜中に目が覚めるなどの症状がでる場合があります。
コーヒーは病気予防に効果あり?
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コーヒーにはポリフェノール・クロロゲン酸が含まれており、血糖値を調整する働きがあります。さらには、余分なコレステロールを代謝する働き、カフェインインスリンを分泌する働きがあると研究結果で分かっています。コーヒーの健康面のメリットは主に生活習慣病の予防に役立つといえます。
働き者のクロロゲン酸
クロロゲン酸には血糖値を調整する働きがあると紹介しましたが、他にもLDLコレステロールの酸化を防ぐ効果もあります。
これによって
・がん発生率を下げる効果
・動脈硬化の抑制
・高血圧の予防
・脂肪蓄積を抑える
などといった効果も期待できます。
1日にコーヒーを2~4杯飲んでいた人は、飲まなかった人と比べ心臓病や脳卒中、ガンなどの病気で死亡するリスクが18%低いという研究結果もでています。
コーヒーに期待できるダイエット効果
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コーヒーは生活習慣病の予防に効果的だというお話をしましたが、ダイエットにも効果的な面も持っています。クロロゲン酸はポリフェノールの1種のため、脂肪分解と脂肪の蓄積を抑える働きがあります。簡単に体に脂肪が付くのを防いでくれるというわけです。
このコーヒーの脂肪を分解する作用を利用して、運動30分前にコーヒーを飲むダイエット法もあります。脂肪を燃焼する有酸素運動と脂肪を分解するコーヒーの作用で効率よくダイエットしようというものです。運動前のコーヒーは脂肪を減らすのにとても効果的ですが、コーヒー自体は利尿作用も強く運動時の水分補給には適さないため、運動時の水分補給はしっかり行うようにしてください。
まとめ
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コーヒーは生活習慣病の予防や、ダイエットにも効果的だとお分かりいただけたかと思います。
- コーヒーは1日3杯~5杯を目安に飲む
- 1杯飲んだら3時間以上空けて飲む
飲む量は決まっているので、自分のライフサイクルに合わせて習慣化していきましょう。
また、コーヒーの働きとして
- 血糖値を下げる
- 余分なコレステロールを代謝
- カフェインインスリンを分泌
などが挙げられ、生活習慣病の予防効果が期待できます。
さらに脂肪を分解し、脂肪の蓄積を防ぐ働きもしますので、ダイエット効果も期待大です。
運動30分前にコーヒーを飲むことで脂肪を燃焼する効率を上げることができます。
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