皆さんこんにちは!
今回はダイエット中のチーズについてお話していきます。
「ダイエット中はチーズは食べちゃダメなんだよね、、」と思っている人も少なくはないでしょう。
ですが、チーズにはダイエット中に不足しがちな栄養素がたくさん入っていて、できればダイエット中に食べたい食べ物の一つでもあるのです。
もちろんカロリーはやや高めなので、食べ方には注意が必要です。
今回は、こんなチーズについて、食べ方や栄養素などを詳しく説明していきます。
この記事の目次
「チーズは太る」は間違い?
チーズは脂質が高く高カロリーな食べ物のため、食べると太るという認識があります。
これはある意味で間違いのない認識ですが、間違っている部分もあります。
まず、チーズのことをしっかり覚えていきましょう。
チーズは腹持ちの良い食材
チーズは腹持ちが良い食材です。
「小腹が空いてお菓子をつまんでしまった」など、ついつい間食をしてしまう人や、食事の量を我慢できない人におすすめです。
食事中にひとかけらのチーズを食べるたけで腹持ちが良くなってお菓子などを控えることができるようになるかも。
お菓子の代わりにチーズもおすすめです。糖質の甘いもの食べるならチーズの方が栄養価も高く腹持ちが良いためメリットがたくさんあります。
もちろんですが、食べ過ぎには注意しましょう。
チーズの脂質は太りにくい成分
チーズは脂質が高めです。
一般的に言うと脂肪になると思われる成分ですよね。間違いありません。
ただ、チーズに含まれる脂質はちょっと変わっています。「短鎖脂肪酸」という構造になっているのです。
この「短鎖脂肪酸」は体内で吸収されにくく、エネルギーとして代謝されやすい特徴を持っています。
そのため、他の食材の脂質よりもチーズの脂質は太りにくいと言えるのです。
糖質が少ないのもチーズの特徴
チーズには脂質が多めに入っているという話をしました(それでも短鎖脂肪酸のため吸収されにくい)。
一方で糖質は少な目です。
チーズの種類にもよりますが、一般的なチーズなら100グラム当たりの糖質の量がご飯の約30分の1程度です。
それだけ糖質は少ないのがチーズです。
糖質は、吸収後血液中を流れます。その後代謝されなかった分の糖質は脂肪として体に蓄えられてしまう成分です。
チーズには、糖質が少なく、脂質は多めですが、その脂質も吸収されにくいため、思っている以上に太りにくい食品といえます。
代謝を促すチーズ
チーズは栄養価が高く様々な栄養が含まれている食品ですが、その中でも注目したいのがビタミンB2です。
ビタミンB2は脂肪の代謝を促す栄養で、チーズには多く含まれているのです。
しかし、ビタミンB2は水溶性のビタミンで水に溶ける性質を持っています。
生活の中で汗や尿と一緒に排泄されてしまうために、こまめに摂取したい栄養素の一つ。
朝と夜などで少しづつチーズを食べることで、しっかり体内に補給することができます。
チーズは血糖値が上がりづらい
血糖値が急に上がると、体内では脂肪を蓄えようとする働きが活発になります。
そのため、急に血糖値があるような食べ物は「あまり食べない」または「後から食べるようにする」と良いです。
お菓子や揚げ物などは血糖値が急に上がる食べ物です。
チーズは血糖値がゆっくり上がる食べ物のため、血糖値が急に上がるお菓子などに比べて太りにくい食べものだと言えます。
また、血糖値が急に上がる食べ物は、血糖値が下がる時も急に下がります。
血糖値が急に下がると体は空腹感を感じて、食べ物を食べようと働くのです。
チーズは血糖値が下がるときもゆっくりなので、空腹感を抑えてくれる働きもあります。
ダイエット中に摂りたいチーズの栄養素
ダイエット中、食事の管理を行うと色々な栄養素が不足する場合があります。
食事のメニューをうまくコントロールできれば良いのですが、多くの場合、食事の量を減らすと食材の量も減ってしまうでしょう。
食材の量が減ってしまうと、栄養素も不足しがちになります。
チーズにはたんぱく質が豊富
ダイエット中、お肉を控える人も多いのではないでしょうか?
そんな時に不足するのがタンパク質です。
チーズにはたんぱく質が豊富に入っているため、手軽にたんぱく質を補給できる食べ物として最適です。
タンパク質は私たちの体を作る栄養素で、筋肉を作ったり免疫機能にも影響します。
せっかく筋トレを頑張ってもたんぱく質がなければ筋肉は強くなりません。
ダイエット中に不足してはいけない栄養素ですね。
タンパク質はチーズのような乳製品の他に、納豆や豆腐などの大豆製品、肉や魚、卵から摂取することができます。
それぞれからバランスよくたんぱく質を補給するようにしましょう。
カルシウムも豊富
カルシウムは骨になる栄養素の一つです。これは有名な話です。
ダイエット中はカルシウムも不足しがちになります。
チーズなら手軽にカルシウムを補給でき、しかも太りにくいという。カルシウム補給には理想の食品ですね。
他にも小魚や低脂肪の牛乳などもおすすめではあります。
さらに、研究結果ではカルシウムを多く摂取している方がダイエットに成功する確率が高いというものもあります。
詳しい原因は解明できていないのですが、カルシウムが脂肪の代謝を促すホルモンの働きを活発にするといれているのです。
ダイエット中に不足しがちになるカルシウムですが、ダイエット中こそ積極的に摂取したい栄養素といえますね。
ダイエット中の正しいチーズの食べ方とは?
最後にダイエット中のチーズの食べ方を紹介します。
おすすめの食べ方は、糖質の前にチーズを食べるです。
ダイエット中は食べる順番に気を付けたいです。理想は
- 野菜
- タンパク質
- 炭水化物
の順番で食事を行いたいです。
これは「ベジファースト」という食べ方で、血糖値の上がり方がゆっくりな野菜を先に、血糖値が急に上がる炭水化物を最後に食べるという食べ方です。
チーズも血糖値はゆっくり上がるため、炭水化物の前に食べるようにしましょう。
チーズを食べるなら「タンパク質」の時に食べるのがおススメですね。
どれくらい食べればよい?
まず、6Pの三角形のチーズなら1個が良いでしょう。
もちろんですが、食べ過ぎは禁物です。
チーズ1個を基本として
- 今日はたんぱく質が少なかったから少しだけ多めに食べよう
- ヨーグルト(乳製品)を食べたからチーズは今日はお休み
などと調整してみましょう。
毎食食べる必要はありません。
基本、1日1個として、タンパク質やカルシウムが不足したかなと思った時は多めに食べるようにしてください。
お菓子の代わりとして
ダイエット中のお菓子はできるだけ控えたいですが、どうしても小腹が空いた時にチーズはおススメです。
腹持ちが良くダイエット中に欲しい栄養素がたくさん入っています。
どうしてもお菓子を食べたくなった時、ひとかけらのチーズをお菓子の代わりに食べてみましょう。
また、アーモンドなどのナッツ類もお菓子の代わりとしてはおすすめです。
ダイエット中のチーズまとめ
今回はダイエット中のチーズについてお話をしてきました。
チーズは太りやすいと認識されている人も多いようですが、どちらかというと、ダイエット中でも食べたい食材の一つです。
太りにくいだけでなく、脂肪の代謝を促す作用も期待でき、何よりダイエット中に不足しがちな栄養分を補給することができます。
もちろん食べ過ぎには注意ですが、適量を守って食べる分にはメリットばかりですね。
ただ、忘れてはいけないのは食事の質です。
普段からたくさんの食材を食べるようにして、バランスの良い食生活を行いましょう。これが基本です。
プラスアルファでチーズを活用すればダイエットの成功率は上がるでしょう。
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